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エーワン工業のよもやま話~第9回~

皆さんこんにちは!

 

愛媛県松山市、宇和島市を拠点に電気工事などを行っている

株式会社エーワン工業、更新担当の富山です。

 

 

 

FTTH工事の歴史 ~光ファイバーが切り開いた通信革命~

 

私たちの暮らしを支えるインターネット。

その高速化を支えてきたのが「FTTH(Fiber To The Home)」です。


今や当たり前になった光回線ですが、その裏には技術革新と社会の変化を背景にした長い歴史があります。


ここでは、FTTH工事の進化を時系列で振り返ります。


◆ 1990年代:ISDNからADSLの時代へ

 

1990年代、家庭のインターネット接続はISDNやアナログ回線が主流で、通信速度はわずか64kbps程度。


1999年ごろからADSLが普及し、数Mbpsの速度が可能に。しかし、距離制限やノイズの影響などの問題も多く、
「もっと速い回線」へのニーズが高まっていきました。


◆ 2000年代:FTTHの登場と普及の始まり

 

日本でFTTHが商用サービスとして登場したのは2001年、NTTが「Bフレッツ」を開始したのがきっかけです。


当初は、導入コストの高さとエリア制限から利用者は限られていましたが、
**「最大100Mbps」**という当時としては驚異的な速度が話題に。
動画視聴やオンラインゲームなどの需要とともに、FTTHは次第に広がっていきました。


◆ 2010年代:スマホ・動画時代で需要爆発

 

スマートフォンの普及、YouTubeやNetflixなど動画配信サービスの登場で、
「安定して高速な通信」が生活必需品に。


この頃、光ファイバーを各家庭に直接引き込むFTTH工事の需要が急増
します。
同時に、光コンセント、ONU設置、LAN配線などの施工技術が標準化され、工事の効率化が進みました。


◆ 2020年代:ギガから10ギガ、そして未来へ

 

現在は1Gbpsが標準、さらに10Gbpsサービスも登場。


テレワークやオンライン授業、IoT機器の普及で、
**「どの部屋でも快適にネットが使える」**ための宅内工事が重要になっています。
将来的には、8K映像・VR・スマートホームに対応するため、
さらに高速・低遅延のネットワーク環境を支えるFTTH工事の重要性は高まる一方です。


まとめ

 

FTTH工事の歴史は、人々のライフスタイルの変化とともに進化してきた歴史です。


「速いだけでなく、安定した回線」を求める声に応えるため、
今後もFTTH工事はより精密に、よりスマートに進化し続けます。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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