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日別アーカイブ: 2025年7月22日

エーワン工業のよもやま話~第10回~

皆さんこんにちは!

 

愛媛県松山市、宇和島市を拠点に電気工事などを行っている

株式会社エーワン工業、更新担当の富山です。

 

 

 

FTTH工事の鉄則 ~高品質な光回線を提供するために~

 

FTTH工事は、単に光ファイバーを引き込むだけではありません。


通信品質はもちろん、安全性・耐久性・美観にも配慮しなければならない重要な工事です。


ここでは、施工現場で絶対に守るべき5つの鉄則を一般的な市場での例を基に紹介します。


◆ 鉄則①:光ファイバーは“丁寧な取り扱い”が命

 

光ケーブルは非常にデリケート。

  • 曲げ半径を守る(極端な曲げは信号ロスの原因)

  • 端面の清掃を徹底(微細なゴミでも接続不良)

  • 無理な引っ張り禁止
    ちょっとした取り扱いのミスが、速度低下や通信断に直結します。


◆ 鉄則②:施工ルートの最適化

 

屋外から宅内への引き込みルートをどう確保するかは、工事品質を左右する大事なポイント。

  • できるだけ短く、曲がりを減らす

  • 防水・防虫対策を徹底

  • 既存の電話配管・エアコンダクトを有効活用
    “見えない部分の施工”こそプロの腕の見せ所です。


◆ 鉄則③:接続部の品質管理

 

光ファイバーは、融着接続コネクタ接続でつなぎますが、

  • 融着機の調整

  • 損失測定(OTDR)での確認
    を怠ると、速度が出ないトラブルの原因に。
    「光が通っていればOK」ではなく、品質基準を満たすことが必須です。


◆ 鉄則④:宅内配線は“美観+利便性”を意識

 

お客様の満足度は、配線の仕上がりで決まります。

  • モール処理で配線を隠す

  • 将来の機器増設を考慮してLAN配管も提案

  • Wi-Fi環境を最適化するアドバイス
    「速いだけじゃなく、使いやすい工事」が信頼につながります。


◆ 鉄則⑤:安全管理と法令遵守

 

光回線工事には、電柱作業や高所作業も伴うため、

  • 安全帯の使用

  • 電力ケーブルとの離隔確保

  • 電気通信事業法に基づく工事資格者の配置
    安全とコンプライアンスの徹底が最重要です。


まとめ

 

FTTH工事の鉄則は、
**「光ファイバーを守る」+「施工品質を守る」+「お客様の満足を守る」**こと。


高速・安定した通信は、細部まで丁寧な工事の積み重ねで実現します。

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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